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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に飲んだワインの感想などを}

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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に}

自宅で、レストランで飲んだワインの記録と、その時食べた料理との相性などの感想を中心に、コニャック、シングルモルト、ポート、リキュールなどの感想も記録していきます。
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三ツ星レストランでもスクリューキャップを
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

三ツ星レストランでもスクリューキャップを

ワインの大半、特に高級ワインになればなるほどコルクで栓がされているわけですが、コルクで栓をする場合、避けては取れない問題があるのです。
それが、ブショネです。(ブショネについての詳細は、ブショネについて 書かれたサイトを見てください。)

これを避けるために、人工のコルクを使っているメーカーもあります。(例えば、ここで取り上げた、マルセル・マルタンのミュスカデなどは人工のコルクです。しかし、やはりいかにも安物と感じてしまうこともあり、高級ワインにはそぐわないという感じは受けてしまいます。
もうひとつ、さらにチープ感が出てしまうのがスクリューキャップです。
ここでは取り上げていませんが、オーストラリアのTorbreck(トルブレック)というワインではこれを用いているものがあります。

チープ感を与えるためか、フランスの三ツ星レストランでは、なかなか採用されなかったスクリューキャップのワインですが、今は亡きベルナール・ロワゾーのラ・コート・サンジャックのシェフ・ソムリエのアルノー・ラプランシュ氏が、スクリューキャップのワインを採用することにしたそうです。
(詳細記事は日本ソムリエ協会のワールド・ワインニュース参照)

アルノー・ラプランシュ氏は、その理由を「やりたくなかったですよ。抜栓という儀式を諦めるのはね。しかしコルク臭のあるワインがもはやなくなるという思いには勝てなかった。コルク臭があるとがっかりしますからね」としているが、これを機会に、今後、スクリューキャップのものも採用されていくと共に、高級ワインでもこちらに切り替えるところが出てくるかもしれない。

確かにチープ感は否定できないが、ブショネの酷いものにあたることを考えれば、一考する価値はあるのかもしれない。特に、個人で購入する場合、高級ワインがブショネであっても誰も責任は取ってくれないのだから。
とは言え、レストランで高級ワインをオーダーして、ソムリエがスクリューを回して開ける姿は、確かに興ざめするものだが。





| お酒以外で | 18:51 | comments(6) | trackbacks(1) |
追悼 ロバート・モンダヴィ
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

追悼 ロバート・モンダヴィ

カルフォルニアワインの父と呼ばれ、Ch ムートン・ロートシルトをつくるバロン・フィリップと手を組み、オーパス・ワンを世に送り出したロバート・モンダヴィ氏が、16日、カリフォルニア州北部ナパ近郊の自宅で亡くなった。94歳だったという。

ロバート・モンダヴィワインナリーのワインは、一番安いウッドブリッジを何度か飲んだくらいで、他のものにはなかなか手をつけなかったが、あるワインインポーター主催のワイン会で飲ませてもらったオーパス・ワンは、まだ若いのに魅力的なワインで、ワインナリーとしての実力を発揮していたものだった。

偉大なカリスマの死により、ひとつの時代の終焉を感じる。氏の冥福を祈ると共に、氏の功績を称えたいと思う。偉大なるワインの伝道師に乾杯!



| お酒以外で | 14:40 | comments(8) | trackbacks(0) |
クロフト ヴィンテージポート 1970
クロフト ヴィンテージポート 1970
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

クロフト ヴィンテージポート 1970

今回も京都のバー K6 で飲んだポートを。
ポートのメーカーとしては大手になるクロフトのヴィンテージ 1970 です。
前回のゴンザレス・ビアスはポートとしてはあまり知らないメーカーでした。
恐らく生産量もクロフトの方が多いと思われます。
クロフトは、最も古くからヴィンテージポートを輸出している会社の一つで、1678年創立。
バランスの取れたヴィンテージポートを造り、どちらかと言えば早熟の傾向があると言わ れているのですが、
この 1970 のヴィンテージポートは、まだ色も濃く、甘さもしっかり残 っており、グラハム 1970 のマグナムボトルのヴィンテージポートより枯れていませんでし た。
前回のゴンザレス・ビアスの 1963 と 7年違いで、当然、ブドウの出来不出来もありますか ら一概に言えませんが、
クロフトの ヴィンテージ 1970 はまだまだ持ちそうです。

シガーはモンテクリストのリミテッド 2001。ダブルコロナより少し短く、チャーチルとダ ブルコロナの中間くらいのシガー。
モンテクリストらしいクラシカルな味わいで、鋭角的で苦味、辛味、甘味、コクが同居して いる。
前回のベガス・ロバイナのリミテッドよりはインパクトは変わらないがパンチ力は穏 やか。
そのモンテクリストのリミテッドに全く負けないしっかりとしたそれで居て熟成した見事なヴィンテージポートでした。



| ポート、ヴァン・ド・ナチュレ | 19:06 | comments(5) | trackbacks(1) |
ゴンザレス・ビアス ヴィンテージポート 1963
ゴンザレス・ビアス ヴィンテージポート 1963
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

ゴンザレス・ビアス ヴィンテージポート 1963

京都のフレンチレストラン ボルドーお店のサイト)に行ったあと、いつも伺うバー K6 で飲んだヴィンテージポートです。
ゴンザレス・ビアスは辛口シェリーの代名詞とも言えるティオペペを作っているメーカーで、スペインの会社ですが、ポルトガルのワインであるポートも(当然ドウロ河流域でですが)ポートを作っているようです。
1963と、かなり熟成したポート。今まで飲んだ中でも最も古いもので、新品を空けてもらって飲みました。グラス単価いくらか忘れましたが、¥2500くらいだったと思います。

さて、このオールド・ヴィンテージ・ポートですが、大分枯れていて、果実的な甘味はあまり感じませんが、熟成感はさすがにかなり出ていて、若いポートの持つ直線的な甘さとは別次元の甘味がほのかに漂います。アタックは強くないのですが、奥行きはしっかりしていて、年月をかけた偉大な甘さと芳しさが楽しめます。
ただ、吸っていたシガーが意外と強く、シガーが勝ってしまいました。これくらいのポートになると、上品なシガーがよさそうです。

時間経過と共に開くかと思いましたが、リキュールなどを挟んだ後、時間を置いて飲みましたが、それほどの変化はなく、ここからは悠久の時の流れの中で、ゆっくりと変化していくのかなと想像できました。




| ポート、ヴァン・ド・ナチュレ | 19:11 | comments(5) | trackbacks(1) |