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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に飲んだワインの感想などを}

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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に}

自宅で、レストランで飲んだワインの記録と、その時食べた料理との相性などの感想を中心に、コニャック、シングルモルト、ポート、リキュールなどの感想も記録していきます。
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グラン・マルニエ 150周年ボトル
グラン・マルニエ 150周年ボトル
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

グラン・マルニエ 150周年ボトル

オレンジリキュールではコアントローと並んで有名なグランマルニエの創立 150周年記念ボトルです。
普通のグランマルニエと違い、最高 50年熟成したグランドシャンパーニュのコニャックのみをベースにしたグランマルニエで、オレンジリキュールの最高峰です。
値段は¥16433 とかなり高いですが、リキュール好きにはお奨めできる一品です。
バーなどではなかなか見かけないのですが、サントリーの通販サイトで普通に手に入ります。
シガーともよくあいます。



| リキュール | 20:11 | comments(7) | trackbacks(0) |
再挑戦 シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

再挑戦 シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
Chateau de Mont Pèerat 2005 Despagne

モーニングに連載されている神の雫に”オーパスワンに引けを取らないワイン”と掲載され、また、パーカーが、”まだ名前の知られていない最高のボルドー・ワイン”と評したためか、人気が出てきたワインです。
前回、全て強めのデキャンタージュし、落ちの速さがあったので、今回は、半分を普通にデキャンタし、残りはビンのまま置いておき、後半の状態を見てデキャンタージュするかどうか決めようと思いました。

普通のデキャンタージュしてすぐに飲んでみると、甘味、少しスパイス、ユーカリ、ミントのような香りがあり、ブルゴーニュのようなニュアンス。これは前回と同じ感想ですね。
収斂性はそのまま飲むより弱いですが、少し感じます。その分、しまりがあるように思えます。ただし、奥行きはあまり深くないです。

最初の料理はパルマのプロシュート、モッツァレラ、プチトマト。とくにあうあわないはなく、普通にあわせられます。
10分ほど経ってから、市販の鴨のスモークとあわせました。
旨味が出てきていますが、収斂性はなくなっています。こなれてきたと思わせる部分と、落ち始めたのか?という思いが交錯します。

さらに 50分ほど経過したときに、メインの仔羊のロティー、赤ワイン風味のジュをあわせます。
デキャンタしたものは、かなり薄くなって凡庸さを感じさせます。
落ちているという感じは無いのですが、全体に香りは弱くなり収斂性はなくなり、少しコクが出ている感じですが、脂のついた香草(今回はローズマリーとセージ)風味の仔羊には負けています。

どうもデキャンタージュすると弱くなると判断し、ビンに残しておいたものはそのままグラスに注ぎ試してみました。抜栓後、約 1時間半ほど経過しています。
収斂性はすでになく、少ししまりは残っています。僅かに苦味を感じるのですが力強さはありません。
デキャンタージュして時間経過したものより、こちらの方が羊にはあいますが、力不足です。
思うに、脂のある羊とはあまり芳しくなく、この料理とあわせる場合、抜栓してすぐに普通にデキャンタージュしたものを数人で分けながら飲むくらいでないと、難しいかな。と思えました。
脂付きの仔羊に香草を利かせた料理なら、前回紹介したエリタージュ・シャススプリーンの方が断然楽しめます。
抜栓後しばらくしてデキャンタージュしなかったものも、グラスに入れて時間がたつと急激に落ちてしまいます。今回飲んでみて、¥4000弱は高いと感じました。
ただ、ワインの質が悪いというのではなく、料理を選ぶのではないか。と思えます。
レシュノーのニュイ・サン・ジョルジュがブフ・ア・ラ・ブルギニョンにいまいちあわなかったことを思うと、料理を選ぶワインなのかな。と思えます。
なので、まだ数本購入してありますので、次回は、あいそうに思える、甘いソースの牛肉、鴨で試してみたいと思います。
こういうところ、やはりメルローだと思います。
総じて、マルゴーより美味しいというのは絶対にあり得ないと感じました。

| ボルドーワイン | 14:38 | comments(7) | trackbacks(2) |
エリタージュ ド シャススプリーン 2002
エリタージュ・シャススプリーン 2002
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

エリタージュ ド シャススプリーン 2002
Heritage de Chasse Spleen 2002

ボルドーはムーリのクルブルジョワ・エクスプショネルクラスのワイン、Ch シャススプリーンのセカンドワインです。
AOCはオーメドック。
2001年のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロ 25%、プティ・ヴェルド 5%だそうです。
(シャススプリーンはCF 60%、M 35%、PV 3%、CF 2%)

以前、このワインを飲んだときは(一年位前だと思います)、大分、杉の板のような香りが強く、タンニンと苦味を感じたこともあるので、いきなりデキャンタージュしました。
半分をデキャンタの上面に注ぐ形で、残り半分は普通にデキャンタージュ。
リーデルのボルドーグラスに注ぎテイスティングをしてみると、杉の板の香りなどは以前飲んだものほど強くなく、黒い果実(ミュールとか)に、かすかに粘土っぽい土の感じ。少しだけ鼻から抜いたときに、杉の板などの感じは残っている。
味は酸もしっかりしていて、渋みも少し強めながら、一年くらい前に飲んだものより苦味もなく美味しくなっています。全体的に果実味と甘味は少なく、余韻もそれほど長くない。

さて料理ですが、市販の鴨スモークは、その薫香がこのワインの持つかすかな杉の板の香りとマッチしてなかなか美味しく楽しめます。
飲み進めていくと、徐々に旨味も感じてきて、この一年でしっかり、熟成が進んでいるように思えます。

デキャンタージュしてから大分時間が経つと、少し甘い香りもしてくるが、味わいは甘くなく、ワインが開くと共にその収斂性と酸で強さを醸し出しているような感じです。
どちらかというと所謂パーカー好みのボルドーというより、
クラッシックスタイルという所でしょうか。

メインは仔羊のローストです。
このワインと仔羊は、このワインがクラッシックに感じる分、仔羊の脂の香りとのマッチングはさすがで、味わいの強さ、タイムの香りとも完璧なマッチング。
先に掲載したモンペラより、この仔羊の料理にあわせるのであれば、私はこちらを選びます。
(モンペラはもう少し柔和で甘味も感じるので、脂を取って、フォワグラ、シャンピニオン・デュクセルなどを詰め物して焼いて、ポートのソースでもかけた場合は、こちらよりモンペラがあうと思われます。)

さて、このワインも徳岡で購入したのですが、数年前までは¥1900 とお買い得だったのに、ここ数年のワインの高騰で、昨年では¥2500 になり、今年に入り、¥3000〜になっており、簡単に楽しめなくなってしまったのが残念です。
(とは言え、私が十数年前にワインショップで働いていたときは、¥3000前後でシャススプリーンを販売していたような記憶があり、ワインブーム以降のワインの高騰には驚かされると共に、昔、安くて購入したワインがとんでもない値段になっているので、空けることができなくなってしまったものがたくさん、セラーに眠っています・・・・。)

クラッシックなボルドーがお好みの方、脂の香りや香草、スパイスの香りがしっかりした仔羊とあわせたい方には、お奨めできる一品です。




| ボルドーワイン | 22:40 | comments(10) | trackbacks(2) |