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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に飲んだワインの感想などを}

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ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に}

自宅で、レストランで飲んだワインの記録と、その時食べた料理との相性などの感想を中心に、コニャック、シングルモルト、ポート、リキュールなどの感想も記録していきます。
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バルバレスコ ソリ・ティルディン 1988 アンジェロ・ガヤ
ソリ・ティルディン 88
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

バルバレスコ ソリ・ティルディン 1988 ガヤ
Barbaresco Sari Tildin

イタリアはピエモンテの至高のワインです。ブドウ品種はネビオロ。バルバレスコは格付け DOCG になります。
作り手はピエモンテいやイタリアでも有数の作り手アンジェロ・ガヤ。
そのシングル・ヴィンヤード(単一畑)のソリ・ティルディンは、同じくシングル・ヴィンヤードのコスタ・ルッシ、ソリ・サン・ロレンツォと並ぶピエモンテのスーパーワインです。
ガヤは不作の年にはバルバレスコは造らず、シングル・ヴィンヤードの葡萄の品質が良くなければ、普通のバルバレスコに用いるという方針でワインを造っています。
1999年まで、ソリ・ティルディンを初めとするシングル・ヴィンヤードのワインは、バルバレスコ+畑名で販売されていましたが、2000年、ガヤはガヤのフラグシップは、DOCG バルバレスコであると判断し、1996年ヴィンテージ(2000年に出荷される分)よりシングル・ヴィンヤードのワインを DOCG バルバレスコではなく、DOC ランゲの格付けで販売し始めました。
尚、この記事にあるのは 1988 ヴィンテージですので、まだ、バルバレスコ ソリ・ティルディンの時代のものです。

さて、これを飲んだのはエノテカ・イゾラベッラ(お店のサイトはこちら)です。至高のワインだけあって、お値段も目が飛び出ます。たしか店売り¥60000 前後だったと。しかし、その価値のあるワインです。

ソムリエさんが見事な手つきでデキャンタージュされたワインをグラスに注ぐと、最初の香りはそれほどアタックは強くないです。しかし、スワーリングしていくと、ゆっくりとしかし確実に香りが広がります。その香りは、まだブドウの若々しい果実の香りも残しながら熟成感もある感じ。ああ、ネビオロだなと感じさせる香りです。(コーヒーの香りや少しスパイス、それも胡椒よりもクローブ的に感じました)
味わいは、とにかく旨味が強く、余韻が長く、果実味と熟成感が共存しています。タンニンは殆ど感じず、酸は丁度良い感じですが、兎に角、旨味が突出しています。

この日あわせた料理は雉(フェザン)胸肉のロティー 腿肉のラグーです。
雉は、ジビエの中では一番柔らかいと思えます。しかし、内臓のソースをあわせると力も出てきます。
肉は柔らかく、香りも穏やか。ソースも力はありますが、例えば雷鳥などと比べるとフェミナンです。
そんな柔らかな雉にあわせてのソリ・ティルディンでしたので、当然、ワインとあわせると見事にあい、旨味とジビエの香りとのマリアージュが素晴らしかったです。


尚、下記サイトがかなりガヤのワインをネット通販で扱っています。



| ピエモンテ | 10:52 | comments(4) | trackbacks(1) |
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| - | 10:52 | - | - |
Sivajiさん、こんにちは。

あ〜、ため息・・・(笑)
お金などなくてもいいと言いながら、どうしてもお金持ちになりたくなる瞬間(爆笑)

ジビエの季節もまた暫くお休みですね。
初めていただいた時、雉に付いていた足にドキっとしたことが忘れられません。味わってみてからは、ジビエと聞くとその足を思い出して、雉が食べたくなります。
| jugon | 2008/03/25 11:07 AM |
jugonさん、コメント有難うございます。
やはりコントロールできる範囲のお金は欲しいですね。
でないと、いい物を楽しもうとしたとき、楽しみきれないですから。
ジビエの季節は終わっちゃいましたね。
今期は念願だったベカスも食べることができ、良い冬でした。

足とか頭とか付いてきますね。雷鳥とベカスは頭がついていました。
脳味噌をほじくって食べるとなかなか乙ですよ〜。
| Sivaji | 2008/03/25 7:11 PM |
店売り¥60000 前後もしますか、・・・・。
ため息がでました。

飲んだ気分だけ、味わっていきます。

ご紹介、ありがとうございました。
| siawasekun | 2008/03/26 3:53 AM |
siawasekun さん。コメント有難うございます。
小売りで¥35000 前後ですので、店売り¥60000 は安い値付けです。
お店がワインが出てすぐ購入されたものを自社セラーで保存しておいたものなので、安めの値付けになっていると思われます。
値付けが高いところで飲むと、3倍は取られますから。
もっとも、仕入れが高いワインの場合、倍率が安くなる傾向にあるので、普通の値付けなのかもしれませんけど。
| Sivaji | 2008/03/26 6:55 PM |









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