Calendar
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
OTHERS
RSS



リンクフリーです
バナー下記、お使い下さい。

ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に飲んだワインの感想などを}

SPONSORED LINKS

ワインの時間 {フランスワイン、イタリアワインを中心に}

自宅で、レストランで飲んだワインの記録と、その時食べた料理との相性などの感想を中心に、コニャック、シングルモルト、ポート、リキュールなどの感想も記録していきます。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
再挑戦 シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

再挑戦 シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
Chateau de Mont Pèerat 2005 Despagne

モーニングに連載されている神の雫に”オーパスワンに引けを取らないワイン”と掲載され、また、パーカーが、”まだ名前の知られていない最高のボルドー・ワイン”と評したためか、人気が出てきたワインです。
前回、全て強めのデキャンタージュし、落ちの速さがあったので、今回は、半分を普通にデキャンタし、残りはビンのまま置いておき、後半の状態を見てデキャンタージュするかどうか決めようと思いました。

普通のデキャンタージュしてすぐに飲んでみると、甘味、少しスパイス、ユーカリ、ミントのような香りがあり、ブルゴーニュのようなニュアンス。これは前回と同じ感想ですね。
収斂性はそのまま飲むより弱いですが、少し感じます。その分、しまりがあるように思えます。ただし、奥行きはあまり深くないです。

最初の料理はパルマのプロシュート、モッツァレラ、プチトマト。とくにあうあわないはなく、普通にあわせられます。
10分ほど経ってから、市販の鴨のスモークとあわせました。
旨味が出てきていますが、収斂性はなくなっています。こなれてきたと思わせる部分と、落ち始めたのか?という思いが交錯します。

さらに 50分ほど経過したときに、メインの仔羊のロティー、赤ワイン風味のジュをあわせます。
デキャンタしたものは、かなり薄くなって凡庸さを感じさせます。
落ちているという感じは無いのですが、全体に香りは弱くなり収斂性はなくなり、少しコクが出ている感じですが、脂のついた香草(今回はローズマリーとセージ)風味の仔羊には負けています。

どうもデキャンタージュすると弱くなると判断し、ビンに残しておいたものはそのままグラスに注ぎ試してみました。抜栓後、約 1時間半ほど経過しています。
収斂性はすでになく、少ししまりは残っています。僅かに苦味を感じるのですが力強さはありません。
デキャンタージュして時間経過したものより、こちらの方が羊にはあいますが、力不足です。
思うに、脂のある羊とはあまり芳しくなく、この料理とあわせる場合、抜栓してすぐに普通にデキャンタージュしたものを数人で分けながら飲むくらいでないと、難しいかな。と思えました。
脂付きの仔羊に香草を利かせた料理なら、前回紹介したエリタージュ・シャススプリーンの方が断然楽しめます。
抜栓後しばらくしてデキャンタージュしなかったものも、グラスに入れて時間がたつと急激に落ちてしまいます。今回飲んでみて、¥4000弱は高いと感じました。
ただ、ワインの質が悪いというのではなく、料理を選ぶのではないか。と思えます。
レシュノーのニュイ・サン・ジョルジュがブフ・ア・ラ・ブルギニョンにいまいちあわなかったことを思うと、料理を選ぶワインなのかな。と思えます。
なので、まだ数本購入してありますので、次回は、あいそうに思える、甘いソースの牛肉、鴨で試してみたいと思います。
こういうところ、やはりメルローだと思います。
総じて、マルゴーより美味しいというのは絶対にあり得ないと感じました。

| ボルドーワイン | 14:38 | comments(7) | trackbacks(2) |
エリタージュ ド シャススプリーン 2002
エリタージュ・シャススプリーン 2002
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

エリタージュ ド シャススプリーン 2002
Heritage de Chasse Spleen 2002

ボルドーはムーリのクルブルジョワ・エクスプショネルクラスのワイン、Ch シャススプリーンのセカンドワインです。
AOCはオーメドック。
2001年のセパージュは、カベルネ・ソーヴィニヨン 70%、メルロ 25%、プティ・ヴェルド 5%だそうです。
(シャススプリーンはCF 60%、M 35%、PV 3%、CF 2%)

以前、このワインを飲んだときは(一年位前だと思います)、大分、杉の板のような香りが強く、タンニンと苦味を感じたこともあるので、いきなりデキャンタージュしました。
半分をデキャンタの上面に注ぐ形で、残り半分は普通にデキャンタージュ。
リーデルのボルドーグラスに注ぎテイスティングをしてみると、杉の板の香りなどは以前飲んだものほど強くなく、黒い果実(ミュールとか)に、かすかに粘土っぽい土の感じ。少しだけ鼻から抜いたときに、杉の板などの感じは残っている。
味は酸もしっかりしていて、渋みも少し強めながら、一年くらい前に飲んだものより苦味もなく美味しくなっています。全体的に果実味と甘味は少なく、余韻もそれほど長くない。

さて料理ですが、市販の鴨スモークは、その薫香がこのワインの持つかすかな杉の板の香りとマッチしてなかなか美味しく楽しめます。
飲み進めていくと、徐々に旨味も感じてきて、この一年でしっかり、熟成が進んでいるように思えます。

デキャンタージュしてから大分時間が経つと、少し甘い香りもしてくるが、味わいは甘くなく、ワインが開くと共にその収斂性と酸で強さを醸し出しているような感じです。
どちらかというと所謂パーカー好みのボルドーというより、
クラッシックスタイルという所でしょうか。

メインは仔羊のローストです。
このワインと仔羊は、このワインがクラッシックに感じる分、仔羊の脂の香りとのマッチングはさすがで、味わいの強さ、タイムの香りとも完璧なマッチング。
先に掲載したモンペラより、この仔羊の料理にあわせるのであれば、私はこちらを選びます。
(モンペラはもう少し柔和で甘味も感じるので、脂を取って、フォワグラ、シャンピニオン・デュクセルなどを詰め物して焼いて、ポートのソースでもかけた場合は、こちらよりモンペラがあうと思われます。)

さて、このワインも徳岡で購入したのですが、数年前までは¥1900 とお買い得だったのに、ここ数年のワインの高騰で、昨年では¥2500 になり、今年に入り、¥3000〜になっており、簡単に楽しめなくなってしまったのが残念です。
(とは言え、私が十数年前にワインショップで働いていたときは、¥3000前後でシャススプリーンを販売していたような記憶があり、ワインブーム以降のワインの高騰には驚かされると共に、昔、安くて購入したワインがとんでもない値段になっているので、空けることができなくなってしまったものがたくさん、セラーに眠っています・・・・。)

クラッシックなボルドーがお好みの方、脂の香りや香草、スパイスの香りがしっかりした仔羊とあわせたい方には、お奨めできる一品です。




| ボルドーワイン | 22:40 | comments(10) | trackbacks(2) |
シャトー・モンペラ 2005
シャトー・モンペラ 2005
JUGEMテーマ:ワインと料理の話

シャトー・モンペラ 2005 デスパーニュ家
Chateau Mont Pérat 2005 Despagne


モーニングに連載されている神の雫に”オーパスワンに引けを取らないワイン”と掲載され、また、パーカーが、”まだ名前の知られていない最高のボルドー・ワイン”と評したためか、人気が出てきたワインです。

行きつけのワインショップで、そのモンペラ 2005 を見つけたのは昨年末。何度か購入を考えたが、¥3990 に躊躇していました。この価格を出すと、違うショップのフェアーであれば、ドモワゼル・ド・ソシアンドマレ(ソシアンドマレのセカンド)が購入できる価格で、普段飲みのエリタージュ・シャススプリーン(シャススプリーンのセカンド)より¥1000程高かったからです。
しかし、その違うショップでもワイン全体が値上がりし、ドモワゼル・ド・ソシアンドマレは¥5000近く、エリタージュ・シャススプリーンも¥3500 近くになったので、それであればと購入しました。

AOCでみると、プルミエール・コート・ド・ボルドー(Premièr Côtes de Bordeaux)地区。
プルミエール・コート・ド・ボルドー地区は位置で言えば、ガロンヌ河の左岸にペサック・レオニャンからバルサック、ソーテルヌ地区の対岸(右岸)に位置する地域になります。
2005年のセパージュは、そのワインショップによると、メルロー 75%に、カベルネ・ソーヴィニヨン 15%、カベルネ・フラン 10%とのこと。また、モンペラを作るデスパーニュ家では、樹齢 25年以上のブドウの樹から収穫されるブドウを用い、1本のブドウの樹に 6〜8 房しかブドウを残さないという収穫制限の方針を貫いているらしいです。

話題のワインを抜栓し、とりあえずデキャンタージュなしでテイスティングしてみると、ジャムのような甘い香りが広がり、少しユーカリとかミントとかの香りが後からしてきます。香りだけで期待が持てそうな感じでしたが、その香りは、ボルドーワインというよりレシュノーのニュイ・サン・ジョルジュに近い。メルローの配合が多いからでしょうか。
味わいは、一口目に、それなりに渋み、タンニンを感じます。が、ガツンという感じではなく、一瞬、口がシュンと閉まる感じで、後味は苦くもなく甘味があり、ボディーはしっかりしています。この感覚からはメルロー主体であるとは感じませんでした。

タンニンがそこそこ強かったし、ボディーも感じたので、ブルディガラの現ディレクトール(だったと思います)をしておられる片桐氏が大阪店のマネージャー時代に教えてもらったデキャンタの上面にワインを注ぐという強めのデキャンタージュを行い、飲んでみました。
香りは、ジャム的な甘い香りが弱まり、鉄分を感じます。ブルゴーニュほどの官能的な香りの主張はなく、熟成したボルドーの穏やかながら芳しい香りもなく、控えめな香りに、ほんのりチョコレート的な香り。
味わいも、渋みの収斂性は弱まり、なぜか甘味までデキャンタージュにより弱まってしまいます。そして、味わいにも、なんとなく鉄分を感じ、少し、枝や種のような感じが出てきています。(エリタージュ・シャススプリーン、ゾルム・ド・ベスの若いものに感じることが多かったです)
この段階では、デキャンタージュしないほうが、デキャンタージュしたてよりは美味しく感じます。

料理とあわせてみましょう。まず最初は、市販の鴨スモークです。鴨スモークの薫香とあわせると、ワインの旨味が際立ち、なんとなく、トロロ昆布や鰹節のような旨味です。この旨味を私は熟成したボルドーからよく感じるもので、それが感じると言う事は、デキャンタージュでそれなりに開いたと言う事でしょうか。
時間経過(デキャンタ後10分程度)と共に、強さが消え、甘味が出てきますが、パワー自体も大分落ちてきています。ワインのアタックはどんどん弱くなっていきます。この感じから思うに、長期熟成には耐えられないのではないか? と疑念がわきます。
さらなる時間経過と共に、どんどんマイルドさが際立ち、奥行きもなくなっていく感じ。
次いで市販のカマンベールのピザとあわせましたが、こちらはどうということはありませんでした。

さて、メインまでにさらに 30分以上経つと、大分、落ち着いてきました。
メインは後日、グルメレシピでも紹介します仔羊のローストですが、前回、この料理は、あまり甘みを感じず、渋みの要素が強めなエリタージュ・シャススプリーンとあわせ、かなり満足のいくしっかりした料理なので、ちょっとワインが負けるのでは?と思いながら飲み始めましたが、意外にも、一方的に負けることはなく、楽しく飲めました。
考察するに、急激な空気との接触で、ワインが不安定になり、一時期、弱まったものの、落ち着いてきてポテンシャルを取り戻したように感じます。
強めのデキャンタージュに問題があったと思えますので、現段階では評価は据え置きます。
次回、普通にデキャンタージュして評価したいと思いますが、今回においても、その値段を考えると、充分に【買い】なワインであることは確実です。
私は一人で時間をかけて飲んでいますので、4人ぐらいで1時間前くらいにデキャンタージュし、それを飲んでみると、また、違った味わいが出てくると思います。

ただ、オーパスワンやマルゴーを上回ると言うのは大げさに思えます。確かに、テイスティングで一口飲んでみると、負けないだけのインパクトや果実味と甘味、大物感を感じることはありますが、時間経過による変化の多彩さや面白さの点では、今回飲んだ限りでは、マルゴーには到底及ばないと思います。
もっとも、値段の対比を行い、一円あたりの価値で考えると、人それぞれの回答が出ると思いますが。

(本日、さらに 3本追加購入しました。一本は普通のデキャンタージュを行い、近日中に、再び、結果報告します。)




| ボルドーワイン | 18:38 | comments(13) | trackbacks(0) |